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2025年度 教職員ミサを開催「創立者列聖100周年に寄せて」

9月25日(木)に本学聖堂にて教職員ミサが執り行われました。カトリック高円寺教会主任司祭高木健次神父様による司式のもと、約70名の教職員?本学関係者が参加しました。

本学は、聖マグダレナ?ソフィア?バラが1801年にフランスで創立した聖心女子学院の教育理念に基づいて設立された大学です。聖マグダレナ?ソフィア?バラは1925年5月24日、「イエスの聖心(みこころ)」をもって女子教育を行ったことなどを記念し、カトリック教会から、信仰の模範を示す「聖人」として公式に認定されました。2025年はそれからちょうど100周年にあたることから、「創立者列聖100周年に寄せて ―いま、聖心女子大学に求められていること―」を教職員ミサのテーマとしました。

高木神父様はお説教の中で、聖マグダレナ?ソフィアが、政情が不安定な時代にもかかわらず女子教育を進め続けたことに触れ、現代に生きる私たちも、困難に直面しても言い訳をして立ち止まるのではなく、前進できるようにとお話しくださいました。

学長からは、過去に学んだことをほぐし、組みなおし、柔軟な姿勢で新しい価値の創造に向けて、大学が直面する課題に教職員が力を合わせて取り組んでいきたいとの言葉がありました。また共同祈願では、アジアの国や地域の一員として、多様性を尊重し、カトリック大学のミッションを進めていけるようにと祈りました。

蝋燭の奉納、聖書朗読、オルガン伴奏、そして聖歌隊と、教職員の有志が協力してそれぞれに役割を担いミサを行いました。後期を迎える前に心をひとつに祈りを捧げる良い機会となりました。

(マグダレナ?ソフィアセンター長 杉本淳子)

聖マグダレナ?ソフィア聖堂
高木健次神父様
奉納された蝋燭